開放的なのにプライベートを守れる空間 trilll

予算を抑えても、デザイン性にはこだわりたい

建築場所については、ご夫婦とも出身地が出雲で、通勤先が庄原市内ということで実家にもよく帰られるということで実家にも帰りやすく、通勤もしやすい四拾貫町に新築となりました。年齢は当時ご夫婦とも23歳で、お子様は 2 歳。建物に関しては当社の理想としている建物と、お客さまの建てたい建物が共通したため、当社の代表的な注文住宅第一号になったと思います。
ご主人は、予算を抑えたい、奥さまは建物にこだわりたい。そのため、予算があがるため、予算調整がポイントとなりました。プランについては、三次にある弊社のモデルハウスを気に入っていただき、打ち合わせをさせていただく奥さまはおしゃれなインテリアに興味があり、こだわりの建物に仕上がりました。

外観の色合い（外壁の色・玄関の色・外壁のアクセントに使用した板材）のバランスや、タイルの素材などにもこだわって選定しています。

プランニングは外部に対してプライベートを守りつつ、内部空間は開放的で明るい室内を実現するよう設計。外部からの視線を遮る場所へは高窓を配し、坪庭と吹抜けを通して明るい陽射しが入るように設計し、開放感も味わえるようにしました。

床高を変えることで
空間の区切りが存在

キッチンを中心に、視線が抜けるようにして家事動線も確保。吹抜けに面した鉄骨階段がインテリアのアクセントになっています。
また、リビング部分は床に高さを下げ、DKと同じ空間にありながら雰囲気と天井高を変えて空間を程よく仕切っています。2階へはご主人専用にロフト付き書斎もあり、空間全体に遊び心のある仕上げになっています。